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2015高雄左営萬年季フィナーレを迎える

発表日:2015-10-18
更新日:2015-10-26
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2015高雄左営萬年季フィナーレを迎える
陳菊市長「また来年、ここで会いましょう」
 
【高雄ニュース】8日間にわたる2015年高雄左営萬年季が18日夜、蓮池潭ほとりにて閉幕式が行われた。イベントの目玉である「萬年迓火獅子」が陳菊市長の銅鑼の音を合図に走り始め、陳菊氏もジープに乗り迓火獅子の一団と共に蓮池潭に沿いに、天府宮からメインステージへとパレードした。パレードは、銅鑼と太鼓の音が響き渡る賑やかで素晴らしいもので、来場者を釘づけにした。最後に火獅子がステージに戻ると来場者が注目する中、獅子は燃やされ、2015年高雄左営萬年季は熱気に包まれたままフィナーレを迎えた。
 
左営萬年季は毎年10月中旬に蓮池潭ほとりで行われる。萬年季の始りは地元寺院の宗教行事であったが、後に高雄市政府の推進により毎年多くの観光客が訪れる文化観光イベントへと変貌をとげた。また、最も特徴的なのは済宮の「迎火獅」の儀式であるといえる。火獅は全身竹枝で骨組され紙と糊で作られており、さまざまな色の爆竹が放たれる。伝説では、真っ直ぐな心で誠意の気持ちを持ちながら火獅子に祈ると、イベント最終日に行われる火獅子焼きの際に祈りが獅子と一緒に燃やされ、火獅子が天高くまで運んでくれることで願いが叶い、また良い運気をも運んでくれるといわれており、祈願祈祷の対象としてここ左営萬年季の特色となっている。
 
陳菊氏は「左営萬年季はすでに15年目を迎え、左営萬年季の名は台湾全国に響き渡っています。イベントは年々盛大になっており、年を重なるにつれてより多くの方が足を運んでくださっています。また、市政府グループの努力はもちろんのこと、地元の寺院の出資及び皆様の力強い支援、お手伝い無しではこのようにイベントを無事終えることはできませんでした。今年の左営萬年季は通年とは一味違い、イベントでは花火の数を減らし、火獅子も爆竹を使用しませんでした。理由としましては、ご来場される皆様に高雄の熱意と特色を感じて頂けるよう、宗教行事であることに加えて、環境保全及び安全に考慮し、各種ショーをステージでのメインイベントとしたためです。火獅子を完全に燃やしきると、皆さんの願いが叶うと言われています。国家の平安は勿論のこと、物事が全てうまくいき、高雄に災害災難がなく、市民の皆様が平安で幸せに満ち溢れ、健康が守られますようお祈りいたします。また来年、皆様にお会いできることを楽しみにしております。」と祝辞を述べた。
 
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