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各界から高い注目を集める「2017年 全国高校および大学、専門学校の創意宋江陣頭(伝統武芸）大会」はすでに閉幕しました。台南大学が優勝賞金の百万元を獲得し、三年連続で王者に輝きました。第二位は龍華科技大学、第三位は義守大学、第四位は実践大学です。高雄の陳菊市長は大会に参加した若い学生や芸陣(伝統武芸）の文化を推進する寺廟、武道館、コミュニティ、学校、校長先生などに感謝の意を表しました。大勢の人々の尽力により高雄の内門宋江陣は17年連続して開催されています。

全国創意陣頭(伝統武芸）大会は高雄内門宋江陣関連で最も人気のあるイベントの一つです。激しい初戦の戦いを経た六強チームが全国各地から集まります。中でもすでに二年連続優勝している台南大学は今年も全力で臨み、民俗サークルのチームメイトや、戯劇（演劇）部の学生など70名あまりを動員し、ついに三年連続で優勝賞金の百万元を獲得しました。実践大学、台湾戲曲学院に続き、三連覇を成し遂げました。「三年連続王者」という栄誉は永遠に記録されます。

今天の決勝戦は各チームが順番で「尬陣」を行いました。バラエティに富んだ素晴らしい宋江陣が会場内の観衆とテレビの実況中継を見ている視聴者を釘付けにしました。多くのチームのパフォーマンスは初戦とまったく異なるものでした。各チームは賞金の百万元を獲得するため、次から次へと秘技を繰り出しました。足並みが揃った素晴らしい武芸に観衆は圧倒され、拍手が鳴りやみませんでした。台湾芸陣(伝統武芸）文化の発展に対する意気込みが感じられ、会場は青春の熱気が溢れていました。

西螺農工は雲林の七崁精神を担い、安定した武芸を「宋江陣」に取り込み、力と美を表現していました。彰化からの大葉大学は高難度のチアガールの「投げて、キャッチする」という技を創作ダンスに盛り込み、若者たちのパワーを表現していました。桃園からの龍華科技大学は「鴨母王」と呼ばれる朱一貴の民俗故事を鼓陣(太鼓）と新武術に組み合わせ、アイデア溢れる宋江陣式を編み出していました。地元の高雄の義守大学は素晴らしい八卦陣(八卦の陣形）を持ち込み、長拳をメインにし、これに八卦の旗を組み合わせていました。さらにマレーシアからの24節令鼓(24節気を組み合わせ太鼓パフォーマンス）と宋江の要素を取り入れ、驚くような芸陣(伝統武芸）を披露しました。かつて王者と呼ばれ、三冠王だった実践大学は女傑である「花木蘭」の物語を主軸に、武術、鼓術(太鼓）、国楽(伝統音楽）、南拳(中国南方の武術）、旗舞(旗を用いた舞）、舞獅(獅子舞）などのさまざまな要素を融合させ、宋江文化の故郷を守る団結力と昔ながらの親孝行の道を取り入れ、美学に溢れた「宋江陣」を創りだしていました。大勢の方が注目する二年連続優勝の台南大学は内門の信仰や、南海紫竹寺の神様に雨を願う祈り、外敵への抵抗などの文化的な民俗故事をもとに、舞踏劇や龍と獅、漢船などの要素を組み合わせ、素晴らしいドラマを創り上げ、これまでとは異なる「宋江陣」を表現していました。審査で高評価を得て、賞金百万元を獲得し、順調に「三年連続王者」という栄誉を残すことができました。

陳菊市長は授賞式で「毎回の大会で青年たちが全力のパフォーマンスをしているようすを見ると、宋江文化を異なる方式で伝承していることに喜びを感じます。また、一般の方々の熱い拍手にも感動します。伝統文化に青春の情熱とアイデアを盛り込んでいる内門芸陣(伝統武芸）は人々の心を感動させてやみません」と語りました。また、市長は地元の寺廟やコミュニティ、学校などの貢献に感謝し、特に小さな解説員に感謝の意を述べました。これら小さなスタッフ一人一人を通して、高雄内門の宋江陣が台湾の国際的な観光イベントとしてより多くの人たちに知ってもらうことができるからです。陳菊市長は大会に参加した学生たちがこれからの人生においても「宋江の精神」を実践し続けていくことを願っていると語りました。