高雄トラベルネット

「新南向政策」に呼応して、高雄市政府(市役所）観光局では東南アジアの客層を開拓するのに力を入れています。観光旅行業者と共同でベトナムの旅行業者の視察団を招待し、積極的に高雄を宣伝しています。4月12日、ベトナム視察団が高雄空港へ到着。「南から入り、北から出る」という方法で五泊六日のファムツアーを催しました。曾姿雯局長は高雄のお土産としてパイナップルライチケーキセットを視察団のメンバーにプレゼントし、体験ツアーを商品に組み込んでくれることに感謝の意を表しました。より多くのベトナムの行楽客に南台湾の風情を感じてもらいたいと思っています。
 
曾姿雯によると、交通部観光局の統計では 2016年に東南アジアからの来台者数はすでに165万人に達し、その中でもベトナム人来台者数は約19.6万人となっています。2015年に比べると34.33%成長し、潜在的に発展する力を秘めています。高雄とベトナムの往来は非常に密接で、毎週22便がハノイとホーチミンの二大都市へ直航しており、交通は非常に便利です。小港空港から入れば高雄大都市圏でゆっくり遊べるほか、台南、屏東、澎湖、台東へ足を延ばすスケジュールをアレンジすることができます。南台湾は豊富な観光資源を有し、ベトナム人行楽客の方にバラエティに富んだ遊び方を提供できると信じています。観光業者の方がより多くのツアーを組み、行楽客が高雄を訪れてることを願っています。さらに一歩進んで高雄の業者と協力し、ビジネスチャンスを創ることを期待しています。
 
今回のベトナム視察団のメンバーはハノイとホーチミンの現地旅行社の約20名からなります。今回の来台旅行スケジュールは、まずは高雄から入り、フェリーに乗って高雄港と夜景を観賞し、六合夜市でさまざまな美食や特色ある軽食を味わい、仏光山と仏陀紀念館で台湾の宗教文化に触れ、さらに蓮池潭と春秋閣で湖の美しい景色と特色ある建築を観賞します。視察団のメンバーは高雄の美食と景観スポットに興味を示しただけでなく、帰国後は次々と今回の珍しい高雄体験をツアー商品に取り入れるように企画しています。ベトナムの人たちに高雄で台湾の美しい景色と美食を楽しむように勧めています。