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「高雄熊（HERO）」の熱気球が海外で初飛行しました！昨年愛河で初めて登場した、高雄市ゆるキャラ・高雄熊（HERO）型の熱気球の人気は高く、今年は2025年タイの「チェンライシンハパーク国際熱気球フェスティバル」に参加しました。13カ国から集う22個の熱気球とともに、高雄熊はその愛らしい姿、球体に書かれた「TAIWAN」と「Kaohsiung Love」によって世界にアピール。高雄の都市ブランドイメージと国際観光PRを効果的に高めました。
高閔琳観光局長は、「高雄は台湾観光旅行の第一ブランド。昨年高雄は6,923万人の観光客を引き寄せ、全国首位を占めた」と述べました。高雄熊もまた、昨年台湾で最も人気のあるキャラクターの座を獲得しました。都市IPエコノミーを拡大するため、高雄は世界的に有名な熱気球メーカーUltramagicに委託し、高さ28.3メートル、体積3,400立方メートル、最大1,173キロの搭載能力を持つ「高雄熊」3D形状の熱気球を製造しました。 高雄熊の熱気球は愛らしい笑顔で高雄の太陽と温もりを表現。両腕を広げてハートを抱きしめるデザインは、世界各地からの訪問客への熱烈な歓迎の意を表しています。熱気球には「Kaohsiung Love」と「TAIWAN」の文字が描かれ、台湾と高雄のさらなる露出度と認知度を高めました。
高閔琳局長は、「東南アジア最大規模で既に10年間続いている熱気球カーニバルの『チェンライシンハパーク国際熱気球フェスティバル』が高雄熊の初めての海外デビューの場となった」と述べました。2月14日のバレンタインデーには、Loveの文字が書かれたハートを持つ高雄熊の熱気球が紹介され、夜間ライトアップや熱気球の搭乗、熱気球技術チャレンジなどのイベントでも会場の注目を集めました。会場では、「航空登録番号B-94520の高雄熊熱気球は、台湾で『あなたを愛している』という語呂合わせで人気が高く、15組のカップルや新婚夫婦が写真撮影や搭乗体験した」と紹介されました。
観光局によると、昨年高雄は6,923万人の観光客を惹きつけ、全体の訪問者数は2023年と比較して11.8％増加。パンデミック前（2019年）と比較して97.6％増加しました。このうち国際観光客は136万人に達し、うちタイからの旅行者は2021年比で350％増加の約3万人が高雄に宿泊しました。パンデミック後の観光回復に向け、高閔琳局長は就任後から、高雄のホテルやレストランなどの観光産業を積極的に招集するため「高雄観光チーム」を結成し、2023年10月にはタイのバンコクへ観光マーケティングプロモーションツアーを開催。タイ人の高雄旅行への機会につなげ、複数の新たな「高雄―タイ」直行便と観光ビジネスチャンスをもたらしました。
現在、高雄とタイを結ぶ路線には「高雄―バンコク」のほか、今年1月に再開された「高雄―チェンマイ」があります。2025年2月時点でバンコク行きの週間片道便は計25便で、チャイナエアライン、タイ国際航空、タイエアアジア、タイライオンエアの4社が運航。チェンマイ行きはタイライオンエアが週1便、直行便を運航しています。 今後、観光局では航空便の増便と観光交流を継続的に推進し、高雄ータイ間の旅行の利便性を高め、より多くのタイや東南アジアからの観光客を高雄へ誘致する予定です。

観光局は、今回の高雄熊の初めての国際熱気球飛行は大成功だったとしています。愛らしい高雄熊を通じて、高雄市政府は国際観光市場への連携を築くことに成功し、都市の魅力を示しました。今後も国際観光を継続的に推進して世界に台湾を紹介し、さらに高雄の好感度が上がるよう努めます！
イベントの詳細は高雄観光サイトの公式ホームページ、Facebook、Instagramでご確認ください。